虫歯予防と、正しく永久歯を生やす為の治療をします。
乳歯はいずれ生え変わるのですが、乳歯が虫歯になってしまった場合、そのままにしていると後から生えてくる永久歯まで虫歯になったり、歯並びが悪くなってしまったりします。
乳歯をどうやって守るか
むし歯はミュータンス菌の感染と定着により起こります。歯がない口の中にはミュータンス菌はいません。ミュータンス菌は歯が生えてから定着するのですが、その多くが生後19~31か月に集中してみられることから、感染の窓といわれています。
幼若永久歯とは
生えてから3、4年の若い永久歯を幼若永久歯といいます。歯は萌出後成熟といって歳を重ねてむし歯になりにくくなっていきます。これは唾液中からのカルシウムやリン、飲食物からのフッ素など取り込んで歯の表面のエナメル質が成熟していくからです。
小児歯科で何が大切か
何といってもむし歯をつくらないことが大切です。実際に削っての治療が協力的にできるのは、女の子で概ね3歳半、男の子で4歳のお誕生日以降になります。当然、2歳代でできる子もいれば、4歳過ぎてもできない子もいます。個人差がかなりみられます。